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ファイナルファンタジー15 感想①
ファイナルファンタジー15のクリア後感想です。
進行度としては
・メインシナリオクリア
・クリア後巨大ボスモブハント達成済み
の状態での感想となります。

シナリオのネタバレを大いに含みますので、未クリアの方はご注意下さい。
すごーく長くなってしまいそうなので、分割することにします。

■以下ネタバレ

ファイナルファンタジー15、結論から言うと非常に楽しみました。
この記事を書いている時点で90時間近く遊んでいますがまだ全要素を網羅できておらず、
これでなお今後もアップデートやDLCが控えていると考えるとまだまだ遊ぶことになると思います。

それでもこの時点でこうして感想を書こうと思ったのは、主にシナリオ上でどうしても惜しいと感じるところが多いからです。

まず、このゲームを遊ぶ前に予備知識として自分が得ていたのは
「キングスグレイブ FF15」ですね。
これはゲームの前日譚というか、ゲーム開始からノクティス一行がガーディナ渡船場の
ホテルに泊まるまでの間に王都インソムニアで起きていた出来事を描いた映像作品です。

・ニフルハイム帝国とルシス王国の戦争状況
・ノクティスの父レギスの戦いと死
・テネブラエで起きた過去の悲劇、レイヴスとルナフレーナ兄妹の現状
・帝国の仕掛けた罠と王都崩壊、クリスタルの強奪
・帝国のシガイ運用技術(これについてはBH FF15でも描写)
・光耀の指輪がなぜルナフレーナの手に渡ったか

といった、FF15本編にも繋がる重要な要素が多く含まれており、
ド迫力の映像と相まってFF15の導入として非常に良く出来ていたんですよね。

でも実際のゲームで、これらの要素が上手く活かされていたかというと割と疑問なんです…。

まず帝国とルシスの戦争状況ですが、少なくともゲームの中でそれがわかる状況があまりないんですよね。
これに関しては冒険の舞台となるリード・ダスカ・クレインの各地域がそれほど戦火に覆われていない地域だったという
だけかもしれませんが(映画で大規模な戦闘をしていたのは確かガラード(映画主人公ニックスの故郷)だったはず)。
それでももう少し、例えば王都陥落後は各地の拠点に王都からの避難民が居るとかあっても良かったんじゃないかなー
とは思うんですよね…
あんまり悲嘆に暮れた雰囲気だと、オープンワールドをノビノビ探索する、って感じにならないのでその辺はゲーム性の
ために世界観を犠牲にしたとも言えなくもないですが。

散策中に時折帝国の揚陸艇が降りて来ることもありますが、せいぜいが偵察部隊規模なのであまり本気でノクトたちを
追う様子でもなく。
さらに言うと、本筋上でもノクト一行と帝国との関係がフワフワしたまんまなのがすごく気になるんですよね。

・イドラ(皇帝)
ノクトたちとの絡みは13章でシガイ化したあとの戦闘のみ。
カットシーンでの出番も一度きりで、しかも割とすでに思考能力が落ちてそうな感じでした。
「KGFF15」でレギスとのやり取りで見せたタヌキジジイぶりは一切見られませんでしたね。
映画を見たプレイヤーにとっては割とヘイト高い人物の一人でしょうがあまりに存在感がなく、
ゲームから入った人にはなんだったんだ…?で終わりかと。

・アラネア
発売前の情報からは想像もつかないほど真っ当で理知的な人でしたね。
正直「戦闘狂」のようなイメージをしていたので、仲間に加わったり、
夜間のシガイ戦で援護に来てくれたりするような姉御肌の人物だとは思っても居ませんでした。
結果的に非常に好ましい人物ではあったのですが、金で雇われた傭兵であり准将、という
設定にしてはあまりにも自由奔放すぎるかと。
実際、終盤の帝国はアーデンのせいで機能していなかったのでしょうが、そんな簡単に退職って出来るのか?
とか。
結構部下もついて来てたので人望はあったんでしょうが、あそこまで乱れきった国の内情を知っている人間を
外に出していいのかな?とは思いましたね。
もうその辺はアーデンの気まぐれってことになってしまえばそれまでなんでしょうけど。
戦闘時の空中戦演出は非常にカッコよかったので、本気の対決をしてみたかった気もします。

・レイヴス
映画においては幼少期のテネブラエ襲撃の原因を作ったレギス、ならびにノクトに対する復讐心で
動いている人物として描かれていましたが、どうも本編では趣が違っていたようですね。
「ノクトはルーナが命を賭けて導くに足る人物=真の王なのか?」
という疑問を拭いきれずにいる…という印象でしたが、
肝心のノクトともルーナとも絡むカットシーンが少しずつしかないのが…。
結果的としてノクトに父王の剣を届ける、という重要な役目こそ果たしてくれたものの、
リヴァイアサン戦での作戦の失敗を理由に処刑が決まった、という割にはその場面以降の
動向が全くわからないのでまったくプレイヤーが思い入れを持てず、
シガイ化からの戦闘イベントもどう反応していいのかわからない人も多かったんじゃないかと思いますね…。
悲劇的な演出ではあるんですが、そこに感情移入しづらいというか。
彼の最期についてはアップデートでの追加描写が示唆されているのでそれには期待しています。

・ヴァーサタイル(っていうらしいですよ帝国の老将軍)
出番なさすぎて正直なぜカットシーンに居たのか首をひねるレベル。
多分いつの間にかシガイになっているんでしょう…。
同じ退場するにしても、例えば徐々におかしくなっていくイドラ皇帝の様子をいぶかしんだり、
レイヴスやアーデンの行動を糾弾したり、それを疎ましく思われてアーデンにシガイ化させられたり、
それを目撃したアラネアが軍を抜けたり…とかそういう役割を持たされても良かったんじゃないかなと
思いました。

・アーデン
彼もまた、映画を観た人にとっては初登場時からヘイトかなり高い人物なのですが、
ゲームから入った人にはオルティシエでのルーナ殺害までは
「かなーり胡散臭いけど正直彼がいないとノクト達の旅進まないよね」って程度の人物なのかな。
もっと帝国内部での彼の動向が描写されたり、ノクト達への対処を巡ってレイヴスとの鞘当てがあったりとかすれば
かなり印象が変わるんじゃないかとは思いますね。
とはいえさすがにラスボスなので、他のキャラに比べればしっかりキャラが立っていたとは思います。

彼自身の目的はクリスタルの力を手にしたノクトの殺害なわけですから、それまでは泳がせておきたい
っていうのもあって道中の追撃があの程度なのかもしれませんね(もちろんゲーム性との兼ね合いもあるでしょうが)。
その割に列車での旅が始まって以降の攻撃は結構苛烈だった気がするので、その辺はすこし
ブレがあるかなーとも…。
(これも戦闘シチュエーションとして取り入れたかっただけでストーリーとの整合性までは考えられていないのかも)
道中の不死身描写など不気味さは非常に良く出ていて、13章でのノクトを煽る声もすごく良かったんですが、
それに対してノクトがろくな反応を返さなかったのが少し微妙だったかな。
あそこはプレイヤーとノクトの苛立ちや心細さを重ね合わせるべき場面だったんじゃないかと思います。
ルシス王家に連なるものとはいえ、歴代王に認められるような立場ではないのにファントムソードが使えるのも割と不思議でした。
ノクトが手に入れたのは現存する王の武器のみ、ということですから、もしかすると他の王の中には悪い王様もいたのかな。
それとも別に認められる必要はなくてただ血筋に反応するだけかもしれません。

どうも本編のシーンはほとんどが「ノクトの目の前で起こったこと」を主体に…というか優先して残した感じがするので、
帝国側の描写不足は開発上の都合なんでしょうね。
その上、「ノクト達は間違いなく帝国と敵対」しておきながら、
帝国側の人間に対して敵意を剥き出しにする場面がなく、
(ノクトが本気でアーデンを敵視しだすのはルーナ殺害後から)
「信用はしてないがとりあえず手助けは受ける」方針で動いている、という微妙な関係性が
続いてしまうのでどうもプレイヤー側に帝国に対する敵意や嫌悪感が芽生えづらいというか。
(ジャレッドが帝国の将に斬られる、またその仇討ちというエピソードはあるのにも関わらず、
その直後に平気でミスリル鉱石を手にするために帝国と協力していますしね。
そのエピソードもジャレッドとの絡みが少ないせいで仇討ちへの感情移入があまり出来ませんでした。)

そして帝国人との軋轢のようなものが見えないために、13章ラストでのプロンプトの告白も
「…それで?」
って感じしかしなかったんですよね。
いやプロンプト自身の葛藤はわかるんですよ、自分の祖国が仲間たちの祖国を滅ぼし、
ましてやノクトの実父の命を奪っているわけですから。
でもBHFF15の描写からしてもプロンプト自身は少年期にはすでにルシスで暮らしている
ようですし、それを負い目に感じていたり何かに怯えているような描写もなく。
正直彼の生まれがどうだって彼の人生には何の影響もないと思うんですよね…。
もしこれが実はスパイだったんだ!とか。
つい何年か前までエリート兵になるための訓練受けてたけどシガイ化の真実を知って逃げ出したんだ!もっと早く告発していれば!
とかならそりゃまぁ言い出せないよな…と思うんですけど。
アラネアに対するノクト達の態度を見れば、所属よりも個人の考えや生き方を重要視してるってのは
わかりますし。
彼が帝国でどんな立場だったのかはわからずじまいでしたが、別に皇帝の家系というわけでもなさそうなのに
玉座の間のロックを開けられてしまうコードが腕に掘られているというのもすごくご都合主義的でしたね…。

先述したようにレイヴスの最期の掘り下げがアップデートで予定されているようなので、
帝国側の描写については不足している、というのは開発側も認識しているのでしょうかね。
全体的なゲームプレイとしては楽しめたのに、一方でこれだけたくさん微妙だと思う部分も出てきてしまうので
アップデートでもDLCでも完全版でもいいから補完が欲しいなぁ…というのが個人的な気持ちです。
レイヴス関連のアプデが来ればリプレイもしようと思っているので、その時には13章で読める資料類も
ちゃんとSS撮って精査してみようかな。

今回はこの辺で。
次回は主人公サイドについて触れたいと思います。
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